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part 4

な、猫が・・・喋った?

「ちっ、、、」

いきなり猫が舌打ちをしたとたん、猫の周りが赤いオーラに包まれた。

「何でこの俺が、ただ猫とか呼ばれなきゃなんねぇの?」

猫、いや俺の目の前に居る猫であった・・・はずの人間が・・・居る。

あれ?今俺、幻覚みてるの?

猫が人間にー・・・・

「はぁ、ユーリ何やってるんだい。リキが驚いてるよ。」

呆然とするリキを見て彼女は言った。

いや、驚いてるなんてもんじゃないんだけど。

怖いなぁ、猫って人間になれるんだ。

リキは物珍しそうにユーリを見つめる。

するとユーリはニヤッと笑みを浮かべ言った。

「そんなに俺の事見つめんなよな。いくら俺がイケメンだからってさ!」

何言ってるんだよ、こいつは…。

と、思いながらもリキはユーリの事を見る。

170を超えるスラリとした体形。

印象的な真紅の髪は首まである。

そして何よりも綺麗な眼。

髪の色と同じ真紅の眼を見つめていると吸い込まれてしまいそうだ。

それを見ているリキは言った。

「確かに…ユーリはかっこいいな。」

すると、それを聞いたユーリの顔は髪の色と同じ赤に染まった。

な、なんだよ。こいつ…。

こんなストレートに言いやがって…。

「つ、つかよ、おばさん!!早く話さなくていいのかよ!!!」

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part3

「あたしが・・・助けた理由?」

女性は、顔にバカにした様な笑いを見せ言った。

「そんなの、一つに決まってるじゃないかい。」

そこまで言いかけた途端、部屋―リキ達が話している部屋―の外から、「にゃぁ」という猫の鳴き声が聞こえた。

その鳴き声と共に、一匹の猫が部屋に入ってきた。

「あんた、何入って来てんの!」

ちょ、まだコイツがあの娘の息子って事なんて、分かってないのに・・・。

本当にせっかちなヤツだわ。

「はぁ・・・」

女性は小さな溜息をついた。

リキは、というと猫を見ながら、不思議そうな表情をしている。

この猫・・・なんだ?

不思議なトコだな・・・ここ。

何か、いきなり猫出てきたし。

あれ?っつか、何で俺のこと助けたんだろ?

うーん・・・。

まぁ、いいや。

とりあえず、猫だ、猫。

「俺、あんま猫好きじゃないんだけど。どちらかと言うと、犬派だし・・・」

リキは、猫を見ながら小さな声で呟いた。

「あぁん!?てめぇ、ふざけてんのか、オラ!!」

・・・え?

あれ?猫喋った?

あ、うん、気のせいか、気のせい。

リキが、一人で頷きながら納得していると、また猫が喋りだした。

「てめぇ、何無視してんだよ!いい加減にしろ!!カスがっ!」

んだよ、猫だからって馬鹿にしやがって・・・。
 
「五月蝿いよっ。静かにしてな!!鍋に入れて、煮て食っちまうよ!!!」

女性がキレて、猫に向かって罵声を浴びせた。

リキはようやく、猫が喋っている事を理解していた。

あぁ、猫が喋ってるんだ。

なーんだ、ただ猫が喋ってるだけ・・・・。

ん?

普通、猫ってしゃべんねぇ・・・・。

「えええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!????????????」

part2

いった・・・

ってか、この人今・・・屋上から飛び降りたって・・・言った?

何で、この人が知ってるんだ?

そうなると、何で俺いま生きているんだ?

あれ?俺・・・「自殺」したんじゃ・・・

リキは深刻な顔をしながら俯いた。

すると、女性はそれを見透かしたかのように言った。

「そうだよ、あたしがそれを助けてやったんだ。」

物わかりの悪い子だねぇ。

少しは頭で考えてくれないと困るよ・・・。

「お、俺なんでここにいるんですかっ!?」

意味わかんねぇ・・・。

俺、普通だったら死んでて・・・こんなとこいるはずないのにっ!!

なにが、いったいなにが、あったんだよ!?

リキは痛む足を押さえながら、考え込んだ。

まず、俺はあの日の放課後、屋上に行った。

そこで、靴と遺書を残して・・・屋上から飛び降りた。

その後の記憶は、無い。

・・・ってことは、ここで俺は死ぬはずだったんだ。
    
でも俺は生きてる。
   ヒト
この女に助けられたんだ。
       
あれ?
       ヒト
何で、この女俺を助けたんだ?

知り合いでもないのに・・・。

どうしてなんだ?

part1

「ここは・・・どこだ?」

リキは周りを見回しながら呟いた。

さっきまで学校に居て、屋上から・・・飛び降りたはずだったのに。

知らないうちに、ベッドの上で寝ていた。

しかも知らない家で、だ。

「おやおや、お目覚めかい?」

リキの傍に一人の女性が近づいた。

女性・・・見た目は50歳前半ぐらいだろうか?

気の強そうなつり目特徴的だ。

「だ、誰ですか?」

誰だろう・・・そう考えながら、リキが女性の方を見ると女性は呆れたような顔をしていた。

それでも、やはりリキは理解出来ない。

「はぁ・・・まったく、命の恩人に礼も言えないのかい。まったく最近の子は・・・。」

もしかしたら、厄介者でも背負い込んだかねぇ。

やんなっちゃうよ。どうしようかね。

女性は、いらいらしたような様子を見せている。

「いや、全然意味がわかんないんですけど。」

命の・・・・恩人?

何が?ってか何のこと?

初対面の人に命を救ってもらう・・・・?

リキはとりあえずベッドから出ようとした。

が、次の瞬間、背中に鋭い激痛が襲った。

「いっつっ!!!」

「馬鹿だねぇ。屋上から飛び降りて無傷なわけ無いだろう?」

prologue

静まり返った、とある高校の放課後。

その屋上に、一人の少年が居た。

少年は一人夕日を見ながら・・・泣いていた。

そして少年は、何かを決意したかのように呟いた。













「次は・・・負けないから。」















・・・そして少年は、屋上から飛び降りた。
プロフィール

#有馬#

Author:#有馬#
有馬ーっすw
中2になったはz((
うん、俺、バカだからねb
承知しといてくれよ(
ブロ友申請嬉しいからw

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